しつけと、しつけ教室
 我が家では、チョコもモカもしつけ教室に通わせました。でも、彼らを模範犬のようにしたかった訳ではありません。犬を飼うからには、犬との良い関係を築き、共に幸せに暮したいとの思いからです。

 犬も家族であり、社会の一員。最低限のルールは守らなければ成りません。しつけによって一緒に暮す為のルールを教えたり、交通事故を防ぐ等、身の安全を確保したり、近所や外出先などで他に迷惑を掛けないようにして、お互いに、より楽しく快適に暮したいと考えました。
 しつけの各々のコマンドも大切ですが、まず飼い主の言葉に耳を傾け、
関係作りには欠かせないアイコンタクト。

左に付ける。事故防止の為にも大切。
こちらの指示に従うようにしなければなりません。その為に一番大切なのは飼い主と犬との関係作りだと思います。実際にはこれがなかなか難しいのですが。
 自然に犬とのいい関係を築ける人には、教室は不要でしょうし、しつけを特に意識しなくてもやっていける人もいるのだと思います。

 でも、我が家の場合は右も左も解らない犬飼初心者。スワレ、マテ、フセ等は、本を見てクリア出来ても、そこから先が解らない。本の通りにやろうと思っても、なかなか出来ない。図書館が出来るくらい本を買いましたが、そんな時にはどうしたらいいかは、殆ど書かれていませんでした。そこで、しつけ教室を良い関係作りの為の、様々なヒントを得る場にしたいと考えました。

 参加してみると、初めて知ることも多くてびっくりしました。
 犬との関係作りでは、犬との上下関係を示すホールドアンドスチール、飼い主に注目させるためのアイコンタクト、安全に飼い主の側で落ち着かせ、多少の自由を与えるコントロールポジション、飼い主といると安心していられるというリラックスポジション・・・・・これらは今でも生活の中に生かされています。モカは特にアイコンタクトが上手で、コミュニケーションを取るのが大好きな、とてもおしゃべりな子に育ちました。

 パピーの頃には、他の犬と触れ合わせて慣らしたり、犬同士のルールを自ら身に付けさせる場を提供してもらいました。人慣れでは、飼い主以外の人に抱かれたり、めがねを掛けた人、帽子をかぶった人、長いコートを着て杖を突いた人が近づいても驚かないように慣らしていきました。音慣れでは、電車、車、雷、子供の声、宣伝カーの音、電話、チャイム等を聞かせたり、実際に突然空き缶が転がってきたりしても興奮してパニックを起こさないように慣らしていきました。
 他にも、拾い食いをさせない訓練のやり方や、飛びつきや興奮を鎮めるやり方等、数え上げたらきりがありません。
 スワレ、マテ、フセは基本ですが、それ以外でも実際に解らなくて困っていたことなどが1つずつ解決して行くので、本当に有り難かったです。
 
 悩みを一人で抱えているよりは、気軽に参加して相談したり、出会いの場にしたり、犬同士の安心できる触れ合いの場として楽しく活用出来たらいいと思います。実際に参加してみて、結構同じような思いで参加している人も多いように感じました。

 しつけ教室は飼い主を育てる場だと思います。いくら通っても、そこで学んだことをヒントに、実践していかなければ何も変わりませんし、必ずしも即効果が現れる物でもありません。続けていく内に気が付いたら出来るようになっていたことも有れば、 ずっと後になって、この事だったのかと、改めて納得することもあります。最後に先生から頂いた締めくくりのアドバイスは、‘決してあきらめないこと’。
 我が家では、まだ上手に左に付いての散歩が出来ていません。教室で教えて頂いたことを実践するにも、タイミングや勘所が有り、まだそれが上手くつかめずにいます。
 我が家は今日も発展途上。気長に行きましょう。